歯周病
歯周病の症状
歯と歯茎の境目についた歯垢から歯の根に沿って歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織を、じわじわと壊していき、私たちが歯を失う時の一番の原因とされている病気です。
あまり自覚症状を起こさないために「沈黙の病気」とも言われ、知らない間に進行して気付いた時には手遅れになっている事が非常に多く見られます。
虫歯と共に早期発見・早期治療・予防をすることが重要です。
【口臭】
異臭がします。症状が進むほど臭いがきつくなり周囲の人にも臭うようにもなります。
【歯茎の炎症】
普段はピンク色した歯茎が真っ赤になり腫れ上がったりする事もあります。
【歯茎の化膿】
腫れた所が自壊して膿が出てきたりもします。
治療の流れ
【検査】
歯周ポケットの深さ及び歯の動揺度の検査、そしてレントゲン撮影をして歯周病の進行具合を測ります。
【治療】
歯周基本検査後にスケーリング(歯肉縁上歯石の除去)や、SRP(歯肉縁下歯石の除去)を行います。
全体の汚れがひどい場合は数回かかることがあります。
【外科的治療(上記で改善が見られない場合)】
歯周外科治療となります。
治療方法としては、患部周辺の歯肉を剥離して本来歯肉に覆われてる根部を直視下で歯石や不良肉芽組織等を除去し、周辺組織の正常化をはかります。 その後は、3ヶ月~6ヶ月ごとの定期的なメンテナンスやクリーニングを行うことにより口腔内を清潔に保つことができます。