歯科用CTスキャン
当院では、2024年に歯科用CTを設置いたしました。
国内での歯科用CTの導入率はまだまだ低く、一般歯科医院全体の10%程度と言われております。
当院が導入したのはアールエフ社のNAOMI-CTという歯科用CTの機種です。
従来のX線撮影装置は2次元的な平面での診断しかできませんでしたが、歯科用CTでは3次元の立体画像で診断できるため、より多くの正確な情報が得られます。
また、NAOMI-CTは従来のX線機器撮影機器に比べ被爆量が低く患者様にも優しく安心して撮影を受けて頂けます。
3次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因の究明に役立ちます。
見えなかったものが見える
一般のレントゲンで見えなかった部分が容易に確認できるようになりました。顎骨の形や内部構造なども、様々な角度から検証することができます。
わからなかったことがわかる
上顎洞(上顎骨の中央にある空洞)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。
治療の安全性が広がる
診断や治療において2次元でのレントゲン写真の情報のみでは、歯科医師の経験や指の感覚に頼る部分も意外に大きいものがありました。
CTから得られる詳細な情報があれば診査・診断がより正確になり、治療の安全性を高めることができます。